碑文の神殿と宮殿
1952年、この碑文の神殿の地下にあった墓室に石棺に眠るパカル王の遺体が発見れた。それまで中部アメリカのピラミッドは、神殿の台座だというのが定説であったから、この発見は大変にセンセーショナルなものだったとか。
遺跡の中心に幅100m、奥行き80m、高さ10mの基壇に建つ宮殿。650年から120年がかりで増築されて出来た。宮殿の最大の特徴は、マヤ遺跡の中で類のない高さ15mの4階建ての塔。天体観測に使われていたと考えられている。