すっかり親しくなったホースカードライバーのウィンコーさんに連れて行ってもらった食堂。ガイドブックに載っていないせいか、地元客がほとんど。食堂で食べるミャンマー料理の基本スタイルは、1つの主菜にたくさんの副菜が付いて、もちろんご飯もスープも付くというもの。その主菜はカレー(みたいな煮込み)と決まっていてポーク、マトン、チキンから1つを選ぶだけ。で、それぞれの器が空になりかかると、注ぎ足すか皿ごと新しいのを持ってきてくれる。ストップをかけなければ、どんどん食べていいよ状態で、まるでわんこそば。ここの店は主菜までおかわりOKだったけど、ちょっとそればかりは例外的だったよう。で、その副菜は野菜の煮物や炒め物など。日本のお惣菜風で食べやすい。しかもとってもおいしい。仕上げにはお茶やお菓子も付く! 味もサービスもいいから気に入って、バガン滞在中3回も行ってしまったのだ。
■ゴールデンミャンマー 定食1500チャット、ビール大瓶1000〜1300チャット(なぜか15日は1300) ※15日の夕食(ウィンコーさんと3人で):定食×3・ビール×1=5800チャット¥708、16日の夕食:定食×2・ビール×2=5000チャット¥610、17日の夕食(ウィンコーさんと3人で):定食×3・ビール×1=5500チャット¥671

エーヤワジ川の河畔にあるホテルの庭でバイキングの朝食。大きな木からこぼれる日の光、まだひんやり冷たさのある空気、足元に遊ぶ小鳥、セットされたカップに姿勢のいい給仕さんがコーヒーを注いでくれる。なんておだやかで優雅な時間…。こんなところにリゾートライフのよさをしみじみ感じてしまう。写真はココナツミルクの香るスープ麺。
■バガン・ダンデホテル 朝食は宿泊についていたため、料金はなし。オプションの場合は未確認。
ゴールデンミャンマーだけじゃなくて、ほかでも定食を食べてみようと入ってみた。でも地元の人が集まるゴールデンミャンマーの方が味もサービスもやっぱりよかった。主菜のおかわりは追加料金をとられたし。道路に面しているからかここはツーリスト向き。なぜか、エーヤワジ川に埋没している木の化石を店主が夫にくれた。妻は怪しがって拒絶したのに、夫は喜んで日本に持って帰り、今は我が家の水槽を飾っている。
■マーラー・ティンジー 定食1500チャット×2、チキンカレー追加1000チャット、ビール1000チャット×2 ※16日の昼食6000チャット¥732
バゴーからチャイティーヨーへ行くためにチャーターしたタクシードライバーが連れて行ってくれたレストラン。定番のカレーを頼んだけれど定食スタイルでなく副菜はなし。ミャンマーは、北へ行けば行くほど食事が豪華(タダの副菜がたくさん付く)になると聞いたのをここで実感する。
■店名不明 カレー500チャット×3(ドライバー分も含む)、ライス100チャット×2、チャーハン700チャット、ビール1200チャット ※18日の昼食3600チャット¥439
これも一応ミャンマー定食かな? カレーの種類は少なく、レギュラーメニューのキチンを頼む。“ちょっと不衛生かも”とよぎったけれど、夜も遅く店を探す元気もなく、目をつぶる。味はまあまあ。
■店名不明 定食500チャット×2 ※18日の夕食1000チャット¥122
バゴー市内を観光するためにチャーターしたサイカーのドライバーが朝ご飯に連れて行ってくれたカフェ。テーブルの上にパンがたくさんのったお皿が置かれていて、そこから好きなものを食べ、その分だけお金を払うシステム。地元の人々のだれもが飲んでいるミルクティーがおいしかった。
■店名不明 ミルクティ−×3、菓子パン×4(各金額不明) ※19日の朝食700チャット¥85
店なんだけど、店内はないというか、わずかな広さの店内は厨房というかオープンキッチンというか…。お客は路上に出されたいすに腰掛けて食べる。厨房が路上に面しているから、「それをちょうだい!」って注文もラクチン! 超人気のシャン麺店で、「おいしい!」を連呼した覚えはあるけど、その味の記憶は今はもう…。
■トリプルナイン・シャンヌードル シャン麺150チャット×2 ※19日の昼食300チャット¥37
ミャンマーに来て初めてのミャンマー定食じゃない食事『シャン料理』を食べた。ラオスやタイと国境を接するシャン州の料理は、中華料理に似て日本人にはとても食べやすい味。野菜をたくさん使っているところもいい。メニューはデリでお惣菜を選ぶみたいに、出来上がっている料理を指差し注文できるから食べたいものを確実に食べられる。ここはおいしかった〜!
■ラショーレイ (料理の名前は分からないので適当に見た目で)豚肉炒め800チャット、鶏肉炒め800チャット、野菜炒め500チャット、ご飯とスープのセット200チャット、瓶ビール850チャット ※19日の夕食3350チャット¥409
冷凍お寿司や日本の食材なんかも売っている、駐在員御用達のスーパー。こういったスーパーはヤンゴンやマンダレーなどのアップタウンに数軒あるだけ。加工食品などのお土産探しに行ってみた。で、併設されているパン屋さんでランチ。エスプレッソなんてあるから、夫は大喜びだったけど、シャボシャボのただのブレンドコーヒーにショックを受けていた。
■シティマート 菓子パン450チャット、350チャット、250チャット、150チャットの計4個、エスプレッソ600チャット、パパイヤミルクシェイク500チャット ※20日の昼食2300チャット¥281
泊まった宿の系列店なんだけど、フレッシュジュースがおいしいとガイドブックに載っていたので行ってみた。ちょうど旬だったブドウの生ジュースを飲めてしあわせ〜。なぜオキナワって名前なのかは不明。
■オキナワ グレープフルーツジュース550チャット、瓶ビール1000チャット、アイスクリーム350チャット ※20日のお茶代1900チャット¥232
カオソーイって日本の料理でいうところのカレーうどん。つまり何でもない大衆食。麺は揚げてあって、用意されたトッピングをのせて食べるんだ。その庶民の味をヤケにシャレた盛りつけと雰囲気で食べさせる高級カオソーイ屋。部屋も個室でインテリアもなかなかに凝ったもの。初めて食べたカオソーイだけに味の比較評価はできないけれど、ま、悪くはなかったよ。
■ カオソーイ100バーツ×2、150バーツ、瓶ビール100バーツ、チップ50バーツ(あれ?タイってチップの国だっけ?) ※21日の昼食500バーツ¥1400(3人分
屋根はあるけど壁のないオープンエアのレストラン。ここはタイ東北料理の店。今はタイに住む20年来の友人ちー坊とご主人のひーさんがメニューを選んでくれたので、今となっては写真の料理がなんだったのか…。ごちそうしてもらったのでプライスも不明…。でも地元の人でとても混んでいた人気の店でした〜。
■ウボン 料理名、その値段ともに不明 ※21日の夕食フリー「ひーさん、ごちそうさまでした!」
カオソーイの大衆食堂。カオソーイはタイのファーストフードだから、気取ってないこういう店の方がお似合いだ。なぜかその方が味もおいしく感じるなぁ〜。カオソーイの上の写真は辛いトッピング。
■ラム・ドゥアン カオソーイ1杯25バーツ ※22日の昼食はフリー「ちー坊、ごちそうさまでした!」
この夕食がお別れの晩餐。この日の最終便でチェンマイからバンコクへ飛んだんだ。だから食事を楽しむよりも時計を見い見い話すのに一生懸命で、実はほとんど食べてなーい。あ〜、まったく残念。ひーさんはタイにもう何年も住んでるのに辛いのが苦手。だから選んでくれた料理は私にも食べやすかったのに…。上の写真はトムヤムクンだよね。あとは不明。
■ラタナ・キッチン 料理名、その値段ともに不明 ※22日の夕食フリー「ひーさん、ごちそうさまでした!」