生け贄の泉『セノテ』と戦士の神殿
日照りのとき、人身御供として人々がこの聖なる泉に投げ込まれたという。1911年に行われた調査では、水深80mの水底から21体の子供、13体の男性、8体の女性の人骨、黄金の円板などが発見されている。
エルカスティージョの東に位置する戦士の神殿は、その周囲を約300本の石柱が取り巻く。上段の神殿では、凄惨な生け贄の儀式が執り行われたといい、神殿入り口にある、生け贄の心臓をのせる横臥像、チャック・モールがそれを象徴している。