相談カウンターに行って「どことどことどことどこ方面へ行くから地図とツアーブック(ホテルガイド)をください」と言えばタダでさっと出してくれる。A1サイズの大判1枚もの地図は買うと5$はするからね。安心して使えてホテル割引もあって、いざというとき頼りにもなるから利用価値大! 主要都市はもちろん、トリプルエーオフィスはアメリカ全土に数多く点在している。サンフランシスコでは、150 Van Ness Ave,94102 土日は休み 8:30-17:30の営業
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サンフランシスコ >>> カンブリア
エアポートレンタカー
センター
サンフランシスコ市街 トリプルエー
(AAA)
ゴールデンゲート
ブリッジ初渡り!
今回のレンタカーはアラモ。日本で予約しておいたから手続きは簡単。もっとセレブなクラスはどお?と勧められたけど断る。ここでは車のキーを受け取る際に、ホテルガイドや地図など、情報サービスももらう。
空港からサンフランシスコの真ん中へ。NY同様、市内は整然と碁盤の目状だから、現在地さえつかめれば目的地へは容易に行ける。欧米って通りの名が住所になってるから分かりやすいね。
JAFと同じようなドライバーサポート組織。日本JAFの会員ならトリプルエー会員と同様のサービスが受けられる。使い勝手のいい地図やホテルガイドを無料でくれる。だから最初の目的地はココ。
地図を手に入れたら、高速80号でベイブリッジを渡り、580号でリッチモンド=サンラファエルブリッジを渡って、101号でゴールデンゲートブリッジを渡った! SFにいったん別れを告げて、海岸沿いを南下していこう!
ヨーロッパでは駐車の心配、値段などから小さなエコノミークラスを借りるけど、でっかいアメリカだもん、ちょっと奮発してサイズアップ。お得なプランを利用し、保険などすべて含んで11日間551.64$(¥64,339)。契約を済ませると、駐車場にずらりと並ぶ、同じクラスのクルマの中から好きなのを選んでいい。さんざ迷ってクライスラーの最新スポーツカーに決定!
ゴールデンゲートブリッジは、なぜかSF市内に入る方向のみ料金を徴収される。5$。領収書ナシ。公共料金なんだろー、こういう適当な感じはイヤよ。言えばよかった「レシートちょうだい」って。これって日本人気質?
街中へ来ると高速の降り口がたくさんあり、適当なトコで降りちゃうと現在地が分からなくなって、瞬時にしてパニックに。でも、交差点には縦方向横方向の通りの名が必ず書いてあるから、地図に同じ地名を見つければ、現在地はたちまち判明。
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カンブリア>>>ヨセミテ
カンブリア2泊
ここは西海岸
ハーフムーンベイ
西海岸カンブリア
MOONSTONE BEACH
GO A HED!!
30分待ってくれ!
ワウォナトンネルを
抜けるとヨセミテ!
途中のスーパーマーケットで買い出ししてランチポイントを物色。お昼ご飯を食べる場所だって、シチュエーションにこだわる我々に妥協はない。OH〜! GOOD LOCATION!!
ここに行こうと決めたのはたった一枚の写真だ。海岸沿いに建つ木造平屋のホテル、その庭に白いデッキチェア、横にはまっすぐに夕暮れの海を見つめるゴールデンレトリバー。写真を頼りにカンブリアへ向かった。
なーんにもない平坦な荒野の1本道、州道41号線。路面の修復工事に出くわして足止め。両方向の通行を完全に止めて作業するらしい。何と我々が先頭車。30分止められてもだーれも怒らない。
ヨセミテのシーズンは完全な雪解け後の6月というからまだ少し早い。ワウォナトンネルを抜けたとたん、目の前に夕焼けに染まるエルキャピタンの岩壁がドッカーン!どっひゃぁーっ!!
買い出しでは、まず発泡スチロールの保冷ボックスを購入。ワインの瓶が立って入るサイズがベスト。5?の水、紙皿やサラダドレッシング、バター代わりのクリームチーズ、ツナ缶、ワイン、ビールなどこれからしばらくお世話になる品々と、ランチのパン、サラダ(バッグで買えて便利で安い)、デリコーナーで中華のお総菜を買う。カトラリーは飛行機からのいただきもの。
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ヨセミテ >>> カリストーガ
ヨセミテ3泊
ジャイアントセコイアの森を歩く グレーシャーポイント
ロード開通!
タイオガロード開通 塩の湖、モノレイク
今回の旅には目的があった。『ジャイアントセコイア』を見ることだ。ずいぶん前から見てみたいと思っていた巨木にご対面!
ヨセミテバレーを望む975mのグレーシャーポイントからは、ハーフドームの全容、我々が初めて体験した本格的なトレッキングのミストトレイルが見渡せ、ネバダ滝、ヴァーナル滝も神々しく輝いている。
グレーシャーポイント同様、見通しの立たない冬期閉鎖にがっくりしていた。タイオガロードでヨセミテを横断して、その先には行ってみたいボディがある。プランを変更するの? いや、15日の朝、開通した!
ツゥーファと呼ばれる石灰石柱がニョキニョキと湖面をにぎわす塩の湖。その塩分はなんと海水の4倍! 湖の東側を通る国道395号線とタイオガロードが交差する手前に全景を望む展望台あり。
きちんとしたプランを持たないでヨセミテ入りしたため、その無計画さゆえヨセミテをどう見ればいいのか、大きすぎる自然を前にどう楽しめばいいのか戸惑っていた。そんな我々でもグレーシャーポイントには立ちたい! それだけは決めていた。それなのにヨセミテに入った5月12日、ポイントに通じる道はまだ冬期閉鎖中。気温は20℃を超え雪なんて見あたらないのに、どうして…? ところが14日の朝、ビジターセンターに立ち寄ると本日開通の掲示! 超ラッキー!
アメリカの国立公園は、一般観光客がクルマで入れるエリアをフロントカントリー、徒歩でしか入れないエリアをバックカントリーとして分け、バックカントリーには原則的に人工施設は設置せず環境保護を最優先している。ヨセミテ国立公園にはクルマでバックカントリーにアクセスできる唯一の道がある。タイオガロードだ。タイオガロードは手つかずの自然を間近に感じられる快適なシーニックロードなのだ。
5/15
ガードナービレー1泊
ゴーストタウン、
ボディ (bodie) へ
管理する数家族だけが
住んでいる
通りすがりの
旅の者ですが
ヒストリックタウン、
ジェノアに寄り道
ばく進する近代国家、アメリカの60年前の姿を見られる場所がある。それは張りぼての映画セットではなく、リアルな現実、置き去られた過去の町。この道の先にゴールドラッシュの廃墟があるなんて…。
緑に覆われた丘陵地帯を進むと、平たく開けた茶色の土地に忽然と現れる木造建物の集落。その建物のどれもが今にも倒れそうに朽ちかけている。トルネードに襲われたらひとたまりもない。
滞在時間は20時間程度だったけど、とても居心地のいい町だった。アンティークショップもあってファイヤーキング探しも楽しめたし。ここからこの旅の次の目的、アンティークショップめぐりにスイッチ!
歴史と言うほどじゃなくていい、ただ堅実に過ぎてきた時間が感じられる場所は好きだ。それも思いがけなく出合って、ガイドブックにもない場所なら、第一発見者の気分ですごくウレシイ。
カリストーガ2泊
虹色の飛行機雲のわけ誰か知ってますか? ワインカントリー、
ナパバレーへ
宿探し難航 道に迷って
幸運を呼んだ!
レイクタホを背に国道50号線を西に向かっている途中、空を見上げてびっくり! 飛行機雲の一部が虹色に色づいてる。見渡す限り虹は出ていないし、いたって普通の空。なんですかこれ?
今やフランスワインを越えたと評価されるカリフォルニアワイン。そのワインカントリーは洗練された町作りが評判だ。アメリカ原種のぶどう、ジンファンデルのワイン飲まなきゃ。
ナパバレー北部、温泉スパリゾートで有名なカリストーガに入った。宿探しが難航したのは、ナパバレーは宿が高い、少ないという事前情報。それは×。モーテルやB&Bもあるし、それほど高くもない。
カリストーガをベースにアンティークショップめぐり開始。でも、このエリアの詳しい地図がないままサンタローザへ出て迷子に。現在地を確かめようと車を止めたら、なんとヒストリックタウンのど真ん中!
5/18
カリストーガ >>> サンフランシスコ
SebastopolからCotatiファイヤーキング探し アンティーク
ショップめぐり
ゴールデンゲート
ブッリジ
モーテルはロンバード通りでヨリドリミドリ
サンタローザの東南の町、SebastopolからCotatiを結ぶ州道116号線沿いはアンティークショップ通り! でも日本の感覚で言うと、リサイクルショップっていう呼び方の方が合う感じ。もちろん、骨董屋然とした店もあるけど。
サンフランシスコに戻る道すがら、アンティークショップの広告本を頼りに、店が複数ある街を結んで走る。Petalumaには数軒のショップがあって見応えはOKだけどお目当ては見つからず。でもプレミアムアウトレットを発見して、妻大喜び!
ただいま〜 サンフランシスコ! ゴールデンゲートブリッジは、SF側に展望公園、渡った所のSAも展望台、間近で見上げるならSF側橋のたもとのフォートポイント、遠景はマリーナグリーンと、ビューポイントも多彩! 歩いても渡れるぞ。
旅のおしまいの2泊ならなにかとイヤな思いはゴメンだ。市内は治安が心配。でも交通の便がいいところがいい。だから宿選びは慎重になるんだよね!
5/20 >>> 21
日本
サンフランシスコ2泊
クルマがあると、市内はかえって不便だね。 サンフランシスコ
市警に潜入
クルマがあれば、ぜひシーニックドライブへ さぁ、日常に戻ろう。
イヤダケド…
バス網はもちろん、地下鉄やケーブルカーなど、身近な交通手段が充実しているサンフランシスコ。クルマで出ちゃうと駐車場探しに一苦労だし、何より駐禁がキビシイ! そのうえ駐車場は料金が高い、三重苦。
じゃなくて、仕方なく出頭しました。だって私たちの赤い子が、朝ご飯を食べて店から出てきたら忽然と姿を消していたんです。ハイ、レッカーされてしまいました。全荷物満載のまま。
サンフランシスコ市内の道路脇にカモメの看板を見たらそれが道案内。効率よく一筆書きに市内の見どころ、ビューポイントを走破できる。2日に分けるプランで、朝7時ごろのスタートが道の混雑を避けられてお勧め。
この旅でまたマイルを稼いだね。溜まったマイルで行こうね、アジア。留守宅で待つドン&ジュニが、にわかに心配になってきたぞっ!
49-Mile Scenic Drive とタイトルされたカモメの看板に誘導されて走れば、本当にムダなく、しかも穴場的場所までもクルマで到達できる。トリプルエーでもらう、『San Francisco Guide Map』にはそのルートが記載されているから、助手席の人がナビして走ればもう完璧!?。(看板は簡単に見逃してしまうので注意)気に入ったビューポイントで止まって休むもよし、ぜひお勧めのプランだね。